イタリア栗事情…の巻
2016年10月27日
Ciao! あこさんの “ちょっと聞いてよ!”
イタリア栗事情…の巻
みなさ~ん、秋到来、食欲の秋、味覚の秋です。
デブまっしぐらの秋でありまするぅ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
近所の八百屋さんを覗くと秋の気配がいっぱいです。
秋の王様まつたけ様は相変わらず高貴なお方、なかなか手が出ないけど、
てんこ盛りになった栗を買いました!(^^)!
茹でてナイフで真っ二つに切り、スプーンですくいながら食べるのがあこさん風!
栗ご飯やリゾットなんかも良いね~
CC0 Public Domain jackmac34
さて、イタリアでも栗は愛されています!
世界で五指に入る有数の栗の産地であるイタリア、
品質の高いMade in Italyの栗に強いこだわりをもっています。
イタリアの栗といえば、今頃からミラノなどの街角に表れる“焼き栗屋さん”のスタンド。
新聞紙をくるっと丸めた中に焼きたてのアツアツの栗をいれてくれます。お洒落!!
素朴で上品な甘さがたまらなく美味しいこの栗、今年はなんだか状況が違うみたい…
特に南イタリア、カンパーニア州(イタリアで一番の生産地)では、雨が降らなかったことと
異常増殖中の寄生虫が原因で通常の収穫高のなんと90%減だそうです(@_@;)
このため、イタリアではスペインやポルトガル、アルバニア産の栗を
Made in Italy と偽って売られていることもしばしば…
そもそもイタリアの栗って日本の栗とはどう違うか知ってたぁ?
日本の栗よりやや小さくて、渋皮が剥きやすく果肉がしまっています。
渋皮、ほんと苦労するよね…
粘り気は少なくて、栗の粉で作るポレンタとうい料理やお菓子に広く使われます。
焼き栗としての食べ方がポピュラーなんだって。
日本で焼いた栗って天津甘栗くらいしか浮かばないけどね…
病気や害虫に弱い性質なので、日本ではあまり栽培されていません。
焼き栗食べにミラノに行こう!!