寒い冬には何を食べる?の巻
2017年02月17日
Ciao! あこさんの “ちょっと聞いてよ!”
寒い冬には何を食べる?の巻
皆様ご無沙汰でござりんすぅ!
あこさん、この冬は体の調子が悪くて先月は正月終わって早々病院送りになっとりました…肺炎で10日間の入院!! うぅっっっ…苦しかった!!
でも、しっかり復活しとりまする!
さて、今回入院生活をしてみて、つくづく食の大切さに気が付きました。
ちょっとした工夫でOK、“食” こそが 病気からおのれを守ってくれる!
そんな境地に達したのでありまする!
CC0 Public Domain Alexas_Fotos
さて、今回はイタリアの新聞のBeauty欄に載っていた記事をご紹介しますね。
冬の寒さの力を最大限利用して体についている余分なお肉を減らそうではありませんか!
とイタリアの栄養学者様がおっしゃっております!
寒い冬は体のエネルギーがとりわけ必要になる季節。
皆さんは、温度計が0℃やマイナスになっているのを見たらどんなふうに行動しますか?
本能的に身体の体温をあげようとして、
いつもよりたくさん食べたり暖かい飲み物を飲んだりしませんか?
ホットワイン? ラーメン?
私は生姜入りの紅茶とか甘酒とか飲んだりします。
この何かを食べる行動は、イタリアの人類科学者によると、
私たち哺乳類が一定の体温を維持するために、
寒いところに出たら体の熱を分散させないようにと身体が反応し、
それはエネルギーをとても使うことなので、
まさにその時に私たちは空腹感を感じるのだけど、
それは本来の食欲というより体温の低下が原因となっておこることなのだって。
(??? だからなんなのか…)
CC0 Public Domain NeuPaddy
ある女性栄養学者が書いた 外食における正しい食生活に関する本の中に、
寒さと食べ物の関係について、いろいろなヒントがあります…
是非美しい肉体を得るために参考にして見て下さいませ!
家にいるとき、外にいるとき、何を優先して食べたらよいのか、
寒いときにアルコールを飲むと効果的なのか否か…
*食物と寒さ:温度計が0℃以下をさしていたら、私たちはどのように行動すればいいの?
―どのくらいの時間、外で過ごすかによります!
ほんの少ししか寒い外を歩かないのなら、
要するに終日暖かい場所で過ごすのなら、
冬以外の季節と比べても体に必要な熱量はなんら変わりません。
しかし、生活のほとんどの時間を外で過ごすのであれば、
体のシルエットの面でもポジティブな効果を得る可能性があります…
(つまり冬にいっぱい外にいれば体重が減るってことらしい…???風邪ひいて病院送りになりそうだけどね~)
*寒い気候で身体はどのように反応するのでしょうか?
―寒いところにいることは、エネルギーの需要を増加させます。
つまり一部のエネルギーは、生理的に体温を維持するために使われるのです。
寒さによる震えは、
まさにリズム的な筋肉の収縮で体を暖かくすることに向けられた主要な機能です。
この他、ある医科大学の研究者も、
体重をコントロールするためには、部屋の温度をさげることはとても役に立つことだと言っています。
:もし私たちが理想的な体重もしくは標準体重以下であったなら、
1日につき、さらに約200カロリーもの食べ物を追加して食べることができ、
そうでなくても、
冬の力を最大限利用して余分な体重を落とすことができるとの結論に到達したのです。
*どんな食べ物を選びますか?
―とりあえず、毎日の食事に良い習慣を加える事です。
:生きて腸に達し、悪い菌を退治する乳酸菌が豊富に入っている乳酸発酵食品
“ヨーグルト”を毎日1~2つ食べましょう。
解毒作用や消炎作用の働きを助けてくれるのです。
寒い冬の季節に免疫システムの働きが良くなることによって整腸効果もあります。
トリノ大学のある研究チームも証明しています。
;1日3回、“乳酸菌シロタ株”と呼ばれる
ラクトバチルス カゼイ シロタ株のはいったヨーグルトを2ヶ月間とり続けると、
脳内のトリプトファンが増加して、
善玉菌が増えるだけでなく精神的不安やうつ状態をも取り去る効果があるのです。
シロタ株の生みの親、そしてヤクルト創始者の代田稔先生に感謝!
おそるべし、ヤクルト! 実は私も退院してきてから毎日ヤクルトを飲み始めました!
他にも選ぶべき食べ物としては、
パルメザンチーズです
:わずか50グラムの摂取で1日に必要なたんぱく質の30%をカバーし、
季節特有の病気に対抗するのに重要なアミノ酸を供給してくれます。
植物で冬のトップランキングに輝くのが、
キウイ、ピーマン、オレンジ、スグリ、芽キャベツ等々、
ビタミンCの豊富なもので、
このような食べ物を食べれば食べるほどこの季節に必要なビタミンの摂取に効果増大です!
*“美”の観点からの食べ物:どのようにお肌を守ればいいの?
―寒さや風の攻撃から肌を守るためには、ホウレンソウやニンジンを食べましょう!
これらの食物に含まれているβカロチンが体内でビタミンAに変換されます。
(βカロチンは皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きがあり、
あわせて免疫力を高める働きもあります。)
このビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つために必須なものなのです。
ここで注意!!
βカロチンを吸収するにはニンジンを煮ることが大事なのです!
加熱することで、繊維が柔らかくなりビタミンAの吸収力がさらに活発になります。
その他にも大切なポイントがあります
:ニンジンの消化吸収をよくするためにごく少量のオイルをかけてみましょう!
(ビタミンAは油によく溶けるという性質があるのです。)
*アルコール飲料を飲むと体がぽかぽかになる、というのは本当?
―思い込みです!
アルコール飲料を飲むと末梢血管が拡張されるので
一時的に暖かくなった気分にはなりますが、
暫くすると体温の低下をもたらし、寒さの感覚はなお一層強くなります。
*アメリカで特に好まれているスープ! 役に立つのかしら?
―温かいスープを飲めばすぐに暖かくて幸せな気分になるのは間違いありません。
しかしそれ以外何の役に立つものでもありません。
*外出時、たとえばランチには何を食べれば良いのでしょうか?
―今やどこのレストランでも植物性タンパク質をベースにしたディッシュが用意されています。
特にお豆や穀物をベースにしたものは、
植物性タンパク質、ミネラル、鉄、カリウム、リン、マンガン、マグネシウムがいっぱい、
ビタミンB群も豊富に含まれているのです。これこそ、冬の季節にピッタリの食事です。
アツアツの湯気の立つ温かいディッシュに身も心も奪われてみて下さい!
CC0 Public Domain akiragiulia